都内タクシーと英会話

タクシーの英語ドライバーとして都内を走っています。今のタクシー運転手はかつての船渡しや馬車の御者と同じ道をたどるのか。はたして2種免許と英語力は自動運転と自動翻訳の大波に揺れる藻屑のようなものなのか。滅びるか否か、衰退前の静けさなのか。こうご期待

農業の始め方を調べてみた。

脱サラ農業とか田舎移住とかでグーグルさんに聞いてみると山ほど出てきます。

 

結構メジャーな感じらしいですね。

 

片っ端から読んでみた結果

 

どうやらずぶの素人の場合、大まかに2通りのやり方がメインっぽいです。

 

1. 農業次世代人材投資資金(準備型) という援助を受ける。

これは1年か2年登録された農家さんのところで修業させてもらう制度です。農業大学校の通学も修業に含みます。

お給料が出ない代わりに最大2年間国からの補助金が年間150万円出ます。

月額でいうと125000円

・・・まぁ死なないかなという額です。

 

2.農の雇用制度の利用

これは農業法人に就職するということです。

今すでに農業をやっている企業に就職して農業を学んで独立を目指すやり方です。

この制度は農業希望者を雇用した企業に月額9万円程度支払われます。農業を目指す人を雇用しやすくして農業人口を増やそうという制度です。

お給料は雇用された企業によりますが、まぁ・・・高いってことはないでしょう・・・きっと。

 

そしてそれぞれメリットデメリットがあります。

農業次世代人材投資資金(準備型)

■期間限定である。

最大2年の修業(実習)の間に農地を見つけて農業を開始しないといけない。
■返金の可能性がある。

途中で「やっぱ農業やーめた」となった場合返金しないといけない。
■ある程度自己資金が必要。

助成金は毎月でなく年2回の支給なので半年程度暮らせる貯金+移住用引っ越し代金が必要。
■作物を選べる。

自分で選んだ研修先なので当然希望作物を育成している。
■地域になじみやすい。

将来的に就農する地域で研修も行うので研修中に近所の農地を見つけやすい。地域の会合にも参加しやすい。

 

農の雇用制度


■いい農地が出るまで待てる。

農業法人に就職しているわけなので生活していける上に期間の定めがない。
■辞められる。

農業やっぱ合わねーなとなった場合は別のところに就職すればいい。
■自己資金ほぼいらない。

転職ですから次の給料まで生きていければOKです。
■作物が選べないことがある

希望作物がある農園なり、農業法人なりに就職するのでその作物は扱っているのでしょうがその部署に配属されるかどうかはどうなんでしょう。
■将来独立する地域で働くわけではない。

農業法人で働きながら独立を目指すわけなので農地確保や将来の移住地域への溶け込みは遅くなります。

 

つまり
農業次世代人材投資資金(準備型)
一点突破で強い決意と自己資金を使ってなにがなんでもに始める方法

農の雇用
とりあえず経験ともっと広い知識を得て数年後に改めて自分に問いかける方法

というイメージができました。

準備型は「やっぱりやーめた」ができないのが最大の特徴ですね。


どちらを選ぶにしても希望地域と希望作物を自分で選んだ後じゃないと何も始まりません。
希望地域をまず選んでそこの特産にするか
希望作物をまず選んでそれが特産の地域にするか

・・・ふむ

何も知らない上に何も制限がない状態で何かを選ばないとはじまらないのか・・・

難しい。

 

今日のまとめ

「2通りある」