都内タクシーと英会話

タクシーの英語ドライバーとして都内を走っています。今のタクシー運転手はかつての船渡しや馬車の御者と同じ道をたどるのか。はたして2種免許と英語力は自動運転と自動翻訳の大波に揺れる藻屑のようなものなのか。滅びるか否か、衰退前の静けさなのか。こうご期待

結婚はしなかった

 

33歳、お付き合いを始めました。

34歳、一緒に暮らし始めました。

35歳、プロポーズをしました。

36歳、海外に住んでみたいという彼女の希望をかなえてみました。

 

お金をためて、

二人でオーストラリアに1年間暮らしてみよう。

 

そして日本に帰ってきて二人で小さな部屋を借りて、

二人で仕事を探して、

ゆっくり暮らしを立てていこう。

 

彼女はワーキングホリデービザ

私はスチューデントビザ

オーストラリアに飛びました。

 

ワーキングホリデービザの条件に「31歳未満かつ未婚」とあるため帰国の後に籍を入れようと話していました。

 

そして帰国後

婚約の解消を切り出されました。

 

「もっとほかの国で生活したい。」

「海外の刺激的な生活がとても充実して楽しかった。」

「日に日にもっと遠くへ行きたい気持ちが強くなる。」

という理由だそうです。

 

もちろん私との暮らしが海外生活の魅力に勝てなかったというのが最たる原因なのでしょう。

 

二人でお出かけして部屋に戻ったあと

「お話があります。」

と切り出されました。

 

私は話を聞き終わって

「・・・そっか」

と言いました。

 

説得したりはしませんでした。

別の道に進みたいと思ってしまったならもう仕方ないという感じでした。

 

私たち仲がいいと思っていました。

 

仲良しの婚約者がいるけどそれでも全部なげうってでも旅立ちたいと思ってしまったのであれば仕方ないのでしょうきっと。

 

37歳、婚約を解消しました。

 

熊本の実家にとりあえず帰ってきました。

親にはまだ婚約解消の事実を言えていません。

 

37歳、無職、独身、婚約解消から3日。

 

さて人生・・・どうしよう。

 もうなんか疲れました。